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座長管理機能をリニューアルしました!

こんにちは。導入コンサルタントの田上です。

7月の3連休も過ぎ、公立学校の多くは夏休みに入りました。テレワークをするなかで近所の子どもたちの楽しげな声を聞きつつ、仕事に取り組む今日この頃です。

 

7月14日の定期メンテナンスにてConfit演題・参加登録システムは、様々な新機能をリリースしました。

別の記事で参加登録関係の新機能のご紹介をしていますが、もう一つ見逃してはならない大幅リニューアルを実施しました。

それが今回ご紹介する座長管理機能のリニューアルです。

 

このリニューアルは、多くのお客様からのお声にようやく応えられたものです。

あまり注目されることが少ないかもしれませんが、「この機能にもこんなこだわりがあるのか!」と感じていただけると幸いです。

■座長管理機能とは?

座長管理は、座長や司会などとして割り当てる候補者の方の情報を蓄積するデータベースとしてご利用いただく機能です。

座長管理に登録された座長候補者情報は、プログラム編成画面(Session Builder)で座長として割り当てることで、同一時間帯の別会場で実施する他のセッションや講演との間で同一人物が登壇(発表)していないかシステム上でチェックすることが可能です。

 

■何がリニューアルしたの?

従来、座長管理機能は大会を開催する「主催」単位で座長候補者情報を登録・管理をする仕組みでした。今回のリニューアルによって、「大会」単位で座長候補者情報を登録・管理する仕組みに変更になりました。

変更前後の説明図

 

従来、「主催」単位で座長候補者情報を管理する仕組みを採用していた理由としては、座長選定時に円滑に選定作業を進めていただけるようにすることが挙げられます。

「主催」単位で座長候補者情報が蓄積されることにより、過去に座長等を受け持った方のデータベースが出来上がります。このデータベースから座長を選定していくことで、座長選定というプログラム委員の方にとっては負担の多い作業を軽減する狙いがありました。

 

この従来の仕様についてご利用された方から一定のご支持は得られていたものの、一方で「大会ごとの方が座長候補者の管理がやりやすい」「座長の所属が変更になった時に座長管理を更新するのが大変」などのご意見も少なくありませんでした。

弊社として様々な学術大会や国際会議を通じてヒアリングを積み重ね、「主催」単位と「大会」単位のどちらがよりシステムを操作される皆様の利便性を高めることにつながるか検討してまいりました。そして、ようやくこの度「大会」単位で座長候補者を管理する仕組みに変更した次第です。

■分かりやすく使いやすく親しみやすく

今回ご紹介した座長管理機能のリニューアルは、弊社のエンジニア・セールス・導入コンサルタントにとっては一大プロジェクトの一つでした。座長管理機能はConfitの根本の機能であり、それに手を加えることは仕様検討をする上でも、また実際にリリースする上でも数多くの課題の解決を図らねばならないことでした。

特に、エンジニアチームではこの機能のリニューアルにあたり、データに致命的な不具合などが生じないよう、膨大な座長候補者情報を適切に移行するように取り組みました。

 

大変なエネルギーを注いだプロジェクトではありますが、そうしたエネルギーを持ち続けられた背景として、弊社がサービス哲学の一つとして掲げている「分かりやすく使いやすく親しみやすく」の意識を全メンバーに共有できていることが挙げられるのではないかと思います。Confitをはじめとするサービスの導入しやすさ、システムの堅牢さや使いやすさ、分かりやすさなど利用されるみなさまにストレスを感じさせないサービスを目指しつづける志向性をこれからも大切にしてまいります。

 

ご利用されるみなさまのご意見をもとにこれからもよりよりサービスをご提供できればと思っておりますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

また、今後のバージョンアップにもぜひご期待ください!