スタッフブログ

【Confitバージョンアップ情報 Ver.3.8.0】プログラム編成機能がさらに便利になりました

こんにちは。導入コンサルタントの宮﨑です。

現在、弊社は一斉テレワーク中のため、自宅からのブログ投稿です。

この記事では2020年5月14日(木)にリリースされた、Confit Edit Ver.3.8.0のバージョンアップ内容について紹介します。

今回のバージョンアップでは、主に「プログラム編成」まわりの機能が強化されました。

すでにプログラム編成機能をご利用の方も、利用をご検討中の方も、皆さまにご活用いただける機能になります。

# 拡張機能
【機能追加】「表示用講演番号」を一括で登録できる機能
【機能改善】 プログラム編成画面で投稿リストの「不採択の投稿」を非表示化
【機能改善】投稿情報のAND検索に対応

 

【バージョンアップその①】「表示用講演番号」を一括で登録できる機能を追加

Confitでは、プログラム編成が完了した後にシステムで講演番号を自動採番できます。

設定した採番ルールに基づき、ボタン一つで講演番号を発行できるため、これまで多くの大会で便利にご利用いただいています。

ただ、中には「自動採番で発行できる採番ルール以外で講演番号を設定したい」というお声をいただくことがありました。

そこで、より多くの方に対応できるよう、新たに「任意の講演番号(以下、表示用講演番号)」をインポートして一括登録できる機能を追加しました。

できるようになること

Confit システム外で採番した任意の講演番号を、Excel形式のフォーマットを使用してシステムに一括で登録できるようになりました。

システムで自動採番した講演番号では実際に大会で使用する講演番号にそぐわない場合も、表示用講演番号を講演情報に設定することが可能になります。

投稿管理画面での表示

投稿管理画面では、システムで自動採番した講演番号(講演ID)と、インポートして登録した表示用講演番号の両方が確認できます。

活用の例① 講演番号通知メールの一斉送信

表示用講演番号をインポートすると、投稿者に送るメール文に講演番号を変数として挿入できます。

これまでも、システムで自動採番した講演番号は、メール文に変数として挿入できました。しかし、実際の講演番号と異なるという理由で、採否通知メール等に講演番号を載せられないこともありました。

表示用講演番号を登録することで、プログラム集などに掲載する講演番号をシステムから一斉送信するメールに記載できるようになりました。投稿の採否・発表日時・発表形式と同時に、「講演番号」を投稿者にメールで通知する場合にご利用ください。

▼講演番号通知メールの例

活用の例② 講演番号がスタンプされた予稿原稿PDFの利用

表示講演番号をインポートすると、Confitで生成された予稿原稿PDFのヘッダー部に表示用講演番号がスタンプされます。

これまでも、システムで自動採番した講演番号がスタンプされた予稿原稿PDFはダウンロード可能でした。しかし、実際の講演番号と異なるという理由で講演番号がスタンプされた予稿原稿PDFを掲載できないこともありました。

今回のバージョンアップで、表示用講演番号を登録したうえでPDFにスタンプ挿入できるようになりましたので、今まで利用できなかった方はぜひこの機会にご活用ください。

なお、講演番号がスタンプされた予稿原稿PDFは一括ダウンロードが可能です。Confit プログラム公開サイトへの掲載や、抄録集の作成にご利用ください。

▼講演番号がヘッダーに挿入された予稿原稿PDFの例

注意事項

[利用について]

  • 本機能は「プログラム編成機能」が利用可能なプランをご契約のお客様のみご利用いただけます。プログラム編成機能のご利用を希望されるお客様は弊社営業担当にお問い合わせください。(お問い合わせはこちらから)

[操作について]

  • 表示用講演番号の一括登録をするには事前に「プログラム編成」と「講演番号発行(自動採番)」の操作を完了させる必要があります。
  • 表示用講演番号の一括登録後にプログラム編成画面で講演割当を解除すると、登録済みの表示用講演番号は消去されます。

【バージョンアップその②】プログラム編成画面で投稿リストの「不採択の投稿」を非表示

これまで、プログラム編成画面の投稿リストの初期表示には、採否に関わらず投稿情報が表示されていました。

これを「不採択の投稿」を初期表示しないように改善しました。

不採択の投稿が投稿リストに表示されませんので、誤ってセッションに割当してしまうことを防げます。いままで以上にスムーズにプログラム編成ができるようになりました。

【バージョンアップその③】投稿情報のAND検索に対応

投稿管理画面のフリーワード検索で、AND検索に対応しました。
従来のOR検索に加えてAND検索が可能になりますので、投稿者のお名前で検索するときに姓名一致で検索できるようになり、より便利にお使いいただけます。

できるようになること

投稿管理画面で、以下の検索演算子を使用してフリーワード検索できます。

  • 半角スペース:OR検索
  • +(半角プラス):AND検索

検索例

  • OR検索(姓名の間に半角スペース)

アトラス 太郎 ⇒「アトラス」OR「太郎」で検索され、「アトラス」さんまたは「太郎」さんがヒットします。

  • AND検索(姓名の間に+)

アトラス+太郎 ⇒「アトラス」AND「太郎」で検索され、「アトラス太郎」さんがヒットします。

 

以上が、今回のバージョンアップのご紹介でした。

Confitでは、お客様に安定してシステムをご利用いただけるよう、機能の追加や改善に取り組んでおります。
今回ご紹介した内容の詳細な説明やデモをご希望の方は、こちらまでご連絡ください。

関連する記事のご紹介

スタッフブログを日夜更新中!Confitの様々な機能を紹介しています。

タイムテーブルで直感的に操作できるConfitのプログラム編成機能!

YouTubeで操作画面を公開中です。