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演題・参加登録用アカウントが1つに!「Confit Connect」のご紹介

こんにちは!

来週引っ越し予定のセールス担当の堀田です!

新生活は楽しみですが、いざ引っ越しとなると片付けが面倒です・・・。

 

さて、今回はConfitのアカウント統合プラットフォーム「Confit Connect」についてご紹介する記事になります!

実はConfit Connectというサービス自体は2019年4月から提供を開始していましたが、これまでは会員管理支援サービス「SMOOSY」をご利用いただいている学会様に向けて、主にConfitとSMOOSYを連携するために限定的に提供しているサービスでした。

しかしながら、このたび2020年10月にリニューアルしたことで、より多くの学会様で活用いただけるサービスとなりましたので、今回は以下の4点に沿って詳しくご紹介していきます!

 

Confit Connectとは?

「Confit Connect」とは、Confitご利用の複数の大会の演題登録・参加登録用アカウントを一つにまとめることができるサービスです。

Confitでは演題登録・参加登録の際にアカウントを作成してから登録に進むため、大会ごとに各アカウントを作り直さなければならないという課題がありました。

Confit Connectを使うことで、一度登録したアカウントを次回大会でも使用することができるほか、関連学会でもConfit Connectを採用していれば、複数の学会で同じアカウントを使用することも可能です。

 

さらに、Confit Connectには登録済みアカウントの確認機能があるため、「アカウントを登録したかどうか覚えていない」という方も迷う心配がありません。

 

実際の画面遷移

それでは実際の画面をご紹介します。

初回登録時

①ログイン/新規登録をクリック

まずは大会の演題登録・参加登録画面トップから「ログイン/新規登録」をクリックしてConfit Connectに遷移します。

Confit Connectに遷移するボタンが表示されている演題登録・参加登録トップの画面キャプチャ

 

②メールアドレスを入力

Confit Connectのトップでは最初にメールアドレスを入力します。

入力したメールアドレスに紐づくアカウントがあるかどうかを確認できるので、アカウントを登録したかどうか忘れた人も迷うことなく進めます。

メールアドレスによるアカウント確認ができるConfit Connectトップ画面キャプチャ

 

③確認メール送信

アカウントを持っていない場合は、今後ログインに使用するパスワードを入力して確認メールを送信します。

Confit Connectの新規アカウント用パスワード入力画面キャプチャ

 

④アカウント登録コード入力

システムから送信されたメールに記載のConfitアカウント登録コードを入力して、アカウント登録完了となります。

システムから送られた確認メールと、アカウント登録コード入力画面のキャプチャ。メールに記載されているアカウント登録コードを入力すればよいことが示されている。

 

⑤プロフィール入力

アカウント登録が完了すると、Confit Connectのダッシュボード画面に遷移します。ここに様々な大会の情報が集約されており、投稿・参加したい大会の登録画面に進むことができます。

初回ログイン時にはプロフィールを登録されるように促されますので、氏名や所属などの基本的な情報を登録しておきます。

プロフィール情報登録画面のキャプチャ

 

⑥演題登録・参加登録へ

プロフィール登録まで完了したら、該当の大会の「各手続きの申込・訂正はこちら」というボタンから各大会のアカウント登録に進みます。

大会ごとのアカウント登録画面では先ほどプロフィールに登録した情報が自動反映されるため、氏名・所属等の入力は省略できます。

こうして大会の演題登録や参加登録に進むことができます。

Confit Connectダッシュボードの画面キャプチャと、そこから遷移できる大会ごとのアカウント登録画面のキャプチャ

 

2回目以降

初回登録時の画面遷移は、初回ということもあり、やや手順が多いように感じた方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、2回目以降の登録については非常にシンプルです。

 

まずは投稿者トップからConfit Connectに遷移します。その後のフローは

①メールアドレス入力

②パスワード入力

③「各手続きの申込・訂正はこちら」をクリック

2回目以降のConfit Connect利用フロー図。3ステップで登録に進めることが示されている。

たったこれだけです!!

2回目以降の登録では確認メールを送信する必要もありませんし、プロフィールも初回に登録しておけば改めての入力は不要です。

たった3ステップで大会ごとの登録画面に進むことができるので、大会ごとに発生していた

  • 氏名や所属などの個人情報の入力
  • ログインID/パスワードの設定
  • メールのリーチャビリティチェック(入力されたメールアドレスが正しいかどうかの確認)

といった煩わしい手続きを省略できます。

 

会員認証について

冒頭でお伝えした通り、Confit Connectは会員認証にもご利用いただけます。

会員認証をすることで、主に下記の課題を解決できます。

  • 投稿資格を持った会員だけが演題登録できるようにしたい
  • 一般会員が学生会員の価格で参加登録するなど、参加費の虚偽申告を無くしたい

 

今までは会員管理支援サービス「SMOOSY」ご利用学会のみが会員認証機能の対象でしたが、リニューアルに伴い、SMOOSY以外の会員システムを利用している学会様の場合でも、一時的にSMOOSYにデータを投入することで会員認証機能を利用できるようになりました。

Confit Connectの会員認証はメールアドレスによる認証です。メールアドレスが会員データに登録されていない場合は認証できませんので、ご注意ください。

※会員認証機能は有料オプションです。

 

今後の展望

Confit Connectは「研究者のアカウント管理を楽にする」ためのプラットフォームです。

多くの研究者は複数の学会に所属しており、様々なサービスを利用することになるため、その管理はとても大変です。

Confit Connectを使うことでアトラスが提供するサービスだけでなく、学会活動に使う様々なサービスを連携させることが将来的な目標です。

そして、研究者本来の目的である研究に少しでも多くの時間をお使いいただけるようにしたい、それが私たちの想いです。

まだまだその道は遠いですが、今回はその第一歩として、演題登録・参加登録アカウントを統合させました。

次の構想は、Confitのプログラム公開サイトで使用するアカウントも統合させることです。

「演題登録・参加登録で使うアカウントと、抄録や動画閲覧に使うアカウントが異なる」という点については多くの学会様からご指摘いただいていることでもあり、私たちとしても以前から課題に感じているところです。

より便利なサービスとしてご提供できるよう開発を続けてまいりますので、お待ちください!